ビジネスを行う上で、ネックとなるのが会議です。会議は組織内や他社との意識共有やビジネスの方向性を決定する上で必要なものですが、会議を行うためには一箇所の場所に集まる必要があります。社内であればそれほど時間は掛かりませんが、遠方の人の場合には移動に時間が掛かることになり、出張費も必要ですし、なによりも時間が重要なビジネスを行う上で不利に働きます。この会議に必要とされる移動時間を節約することができるのがテレビ会議です。

テレビ会議では遠方の人とカメラとテレビを用いて会議を行うもので、1980年代から登場したものです。以前のテレビ会議といえば装置も高く、通信費も高く一部の会社で導入される程度に留まっていましたが、現在ではIT技術の発展とインターネット回線の充実により比較的、安価に行うことができるメリットがあります。さらに回線容量が充実していることからハイビジョンによる高画質でのやりとりが可能ですし、テレビ画面も大型液晶テレビの登場で、より臨場感のある会議を行うことが可能となっています。またテレビ会議のメリットとしては、インターネットが利用できる環境であれば誰でも参加することができるということで、海外からでも安価な価格で行うことができます。

特にグローバル化しているビジネスにおいては、互いの顔を見て会議を行うことは、コミュニケーションを高めることができ、よりビジネスを円滑に進めることができます。